おはようございます。

わこうです。


少し間が空いてしまいましたが、コツコツと事務所作りをしていました。


今回はそのお話を。


まずは、事務所用品として揃えたものを以下にまとめました。


今回の開業を機に買ったものだけでなく、以前から使っていて持ち出しにしたものも結構含んでます。


他の方から見たら、必ずしも必要ないものや、逆に足りないものもあると思います。書く必要のなさそうな細かいものも載せてます。


とりあえず、ウチの事務所はこの設備や備品、サービスで業務をスタートします。ご参考まで。


印鑑

 代表印 (契約書用)

 角印 (請求書&見積書用)

 職業印 (業務用)

ゴム印

 親子印 (住所/事務所名/氏名/電話&FAX)

 Xスタンパー (控/緘/速達/親展/請求書/見積書)

 17条付記印 ※今後出番は減ると思われますが一応準備

 提出代行印 (メリット印)

朱肉

捺印マット

印鑑収納

スタンプ台 (黒)

パンチ (80枚)

ホチキス (40枚綴じ)

カッター

カッティングマット

ハサミ

のり

パイプ式ファイル

フラットファイル

ファイルボックス

仕切カード

クリアフォルダー ※結構大量に使うスタイルです

レターケース ※届出書式はそんなにストックしてないです

クラフト封筒 (長3/角2)

製本テープ ※契約書用

ふせん (いろいろ)

ボールペン (黒/赤)

シャープペンシル ※OCR用

フリクション (青/赤) ※紙ベースの勤怠チェックなどに必須

蛍光ペン (緑/赤/黄)

定規

クリップ

ダブルクリップ ※なぜか大好き

個人情報保護テープ ※マイナンバー消去用として

電卓 ※長年の相棒12桁実務電卓

領収書 ※必要あるのかなと思いつつ買った

収入印紙 ※契約書用

コピー用紙 (A4/A3)

給与明細書 (OBC)

明細書用窓付封筒 (OBC)

源泉徴収票 (OBC)


名刺 (ビスタプリント)

ウェブサイト制作 (制作中)

三つ折り事務所案内 (未着手)


A3対応インクジェット複合機 (ブラザー)

プリンター用インク

外付ネットワークHDD (RAID1) 2TB (バッファロー)

セキュリティー機能付USBメモリー (バッファロー)

デジタルスケール (ドリテック) ※郵便物の計測用

ワイヤレスマウス (ロジクール)

有線キーボード (バッファロー)

ウェブカメラ (エレコム) ※ウェブ会議用

節電雷サージ機能付6口電源タップ (オーム電機)

雷サージ機能付5口電源タップ (ヤザワ)

UPS無停電電源装置 (オムロン)

外付DVDドライブ (アイ・オー・データ)

シュレッダー (アスカ) 2㎜ x 10㎜ セキュリティレベル5

手提げ金庫 (コクヨ)


ノートパソコン (デル)

29インチディスプレイ (デル)

16インチディスプレイ (EIZO) ※10年以上前の年代物

接続用ドック (デル)

モバイルアダプター (デル)


Androidスマートフォン (シャープ) ※事務所の代表電話

16GB MicroSDカード (サンディスク)


平机 1400㎜ x 700㎜ (不明)

椅子 (イトーキ)

デスクライト (無印良品)

書庫 (内田洋行)

カーペット (セシール) ※和室に机や書庫を入れるため購入


給与計算ソフト (OBC) 給与奉行i10 ASOS契約

電子申請ソフト (エフアンドエム) オフィスステーションPro ライトプラン

チャットサービス (Chatwork) Chatwork ビジネスプラン

ウェブ会議サービス (Zoom) Zoom フリープラン

インターネットFax (j2 Global Japan) eFax

オンラインストレージ (Box) 準備中

VPNサービス (ExpressVPN) 準備中

Office (Microsoft) Home & Business 2019

PDF編集ソフト (JUST SYSTEM) 高度編集版

会計ソフト (弥生) 弥生会計19 スタンダードプラン

セキュリティソフト (ESET) スマート セキュリティ プレミアム


SJS社労士情報サイト (日本法令) ※業務用テンプレート、情報収集用

労働新聞 (労働新聞社) 試読中


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自宅の和室(四畳半)を事務所の執務室として使用してます。


1階にネット回線が来ているので、そこにバックアップ用のHDDとUPSを設置。業務はノートPCなので、停電して困る1階の機器用にUPSを準備しました。


2階の執務室はノートPCと外部ディスプレイを中心に。普段の業務はここで行います。業務系ソフトはオフィスステーションと給与奉行です。電子申請の申し込みが未だに出来ないのが少し困りますが、準備はできてます。


クライアントさんとはChatworkなど主にオンライン上でやり取りをするので、ファイアーウォールを含むセキュリティソフトやVPNサービスなどを準備しました。


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この他、事務所の書式を準備しました。


御提案書、御見積書、請求書、契約書、報酬料金表、サービス一覧、送付状、FAX送付状など。まだ確定版まで至ってないものもありますが。


今まで勤めていた会社で使っていた書式を思い出しながら作ったり、社労士会の雛形、先輩社労士の先生にいただいた書式も参考にしました。


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5月から本格稼働の予定ですが、今のところ2件の顧問契約の内諾をいただきました。ありがたいことです。


ようやく一歩、社労士として歩みを始めることができました。これからも急がず焦らず、しっかりと足元を確認しながら、クライアントさんのお役に立てるように活動していきたいと思います。


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このブログは事務所開業までの右往左往を記録するブログということで、去年の12月にスタートしました。そして、なんとか開業までたどり着くことができました。


ひとえにこの拙い文章を読んでいただいた皆様のおかげに他なりません。厚く御礼申し上げます。


ブログの目標はひとまず達成したので、ここで一旦区切りをつけようと思います。


ご質問などがありましたら、Twitter(@b_wakou)までご連絡いただければと思います。


お役にててる情報はあまりないかも知れませんが、お気軽にどうぞ。


それでは、皆さま今までありがとうございましたm(_ _)m

こんにちは。わこうです。


4月12日に地元自治体の制度融資で創業融資を受けることができました。


事業計画を作り始めたのが昨年12月上旬のことでしたので、約4ヶ月の道程でした。


途中で日本政策金融公庫と迷ったり、手待ち期間があったりと、もう少しうまく段取りが出来ていれば、もうちょっと短期間で済んだかもしれません。


それでも、手探りで考えたり悩んだりしたことは、これから幾度もぶつかるであろう壁に立ち向かう時の助けになると感じています。


その時々のことは概ねブログとして書いてきたので、過去記事をご覧いただければと思います。


今回は一応の決着を見た後の振り返りをしようと思います。



ー事業の概要と理念

基本スタンスの部分になるので、設定当初とあまり変化はありませんでした。ただ、視点をどこに持っていくかという点で少し表現を変えました。


融資に関してはあまり直接的には話題になりませんでしたが、これから書く個別の内容にはそれぞれ影響していると思います。



ー事業環境とサービス体系

当初、事業環境やサービス体系について細かく設定し過ぎた感がありました。あまりメニューを細かくしても読んでもらえないですし、わかりにくかったと思います。いろんな方とお話をしていくうちに、平易なわかりやすい言葉でメリットをアピールする組み立てに変更しました。


また、料金体系もシンプルにしました。工数や難易度のバランス、料金の積み上げなどは自分の中でだけ把握して、提示する料金までごちゃつかせないようにしました。


融資に関連しては、実務経験が10年程度ある点や個人かつ自宅開業でも展開可能なサービスを考えている点などをお話させてもらいました。また、最近の働き方改革などのトレンドが業界的に追い風になっている点などもお話しました。



ーターゲットとパートナー

規模は当初から小規模事業所がメインターゲットになります。地理的な要素で言えば、近隣と遠隔地の両面対応で準備しています。


近隣は数少ないコネクションを何とか活かしつつ、紹介をいただけるように営業を準備しています。遠隔地はWEBで完結できるサービスを別途用意します。


WEB集客は友人の会社に依頼をしていて、ここで作成したコンテンツを他の媒体にも展開したいと考えています。


信金さんや信用保証協会さんにも同様の説明をしました。



ー売上計画とリスク分析

売上計画は当初から弱気過ぎだったと思います。なにせお客さんを引っ張ってきていないので、徒手空拳で数字を作らなければなりませんでした。根拠もへったくれもありません。なんども手直ししました。相談をするたびに数字を修正していたと思います。途中で料金体系も変えたりしましたので、その中で工数とのバランスを加味して現在の数字にたどり着きました。


基本的には想定クライアントを1〜9名、10〜19名、20〜49名の規模に分け、それぞれの中間人数で標準的な料金を算出しました。そこに獲得想定クライアント数を乗じて売上金額としました。スポットはあまり考慮せずに年間で数件程度獲得する見込みにしました。


融資の面談では、開業当初は売り上げが立たず、徐々に仕事が増えていくことを説明しました。そのうえで、約6ヶ月で単月黒字化できる売り上げ計画に落ち着きました。個人事業主なので、自分の報酬は含まれていません。ですので損益分岐点は非常に低い設定になっています。


リスクについては現状でクライアントの見込みが無い事でしたが、上記の営業やWEB集客の話をしていたので、あまり突っ込んだ話にはなりませんでした。



ー損益計算書とキャッシュ・フロー計算書

ここはかなり力を入れて作成しました。まずは前述の売上計画から売上をリンクさせ、3年分の月次損益計算書の売上部分を作りました。もちろん、売上計画も月次で3年分作っています。同様にキャッシュ・フロー計算書も月次で3年分作成しました。売上は翌月回収、経費はほとんど当月支払のサイトです。


経費は人件費(事務員として妻を青色専従者にしています)、原価(給与計算&電子申請のソフトウェア使用料など)、その他経費(販促費としてウェブサイト関連費用など、チャットやWEB会議、クラウドサービスなどの利用料、携帯や郵券代などの通信費や業務交通費、コワーキングスペースの使用料や面積按分の光熱費、事務用品や消耗品費、各種会費や手数料、損害保険料、図書研修費、会議費などなど)。


初期投資はパソコン、デスク、書庫などです。資産計上はパソコンのみです。そのパソコンは自己資金から出しましたので、融資は全額運転資金で申請しました。


ネットで調べたところ、一般に設備資金は見積り必須で運転資金はあまり見積りは必要なさそうな感じでした。でも、運転資金でも金額が大きいものや年契約のサービスについては見積りや料金が確認できる資料を準備しました。給与計算&電子申請ソフト、チャットやクラウドサービス、WEBサイト構築、デスク&書庫、パソコン以外の周辺機器一式、最初に揃える事務用品一式などです。


なんとかキャッシュ・フローをマイナスにしないように、経費項目を何度も調整しました。


当初は赤字スタートなので、その間どうやって生活資金を捻出するかの説明も必要でした。自分の場合は貯金から出す自己資金を少なめに設定していて、その分を一定期間の生活資金として確保している旨を説明しました。



ー資金調達先

当初は日本政策金融公庫の創業融資を利用しようと考えていました。創業といえば公庫かなとイメージとして何となく思っていたからだと思います。


地元自治体の制度融資は時間がかかるという情報や思い込みもありました。地元金融機関と繋がりができるメリットはコネクションの少ない自分には魅力的でしたが、スタートアップのタイミングで融資に時間がかかるのは致命的だと考えていました。


それでも、実際に話を聞きに行って確認すると、その問題は杞憂に終わりました。特に最近は実行までの期間を短縮するような動きがあるようです。実際、申し込みから14営業日で融資実行になりました。


また、借入金額が少なかったことも関係しているかもしれません。創業融資の相場は500万円前後くらいと伺っていたので、それより小さな案件は金額をさらに減額する要素が少ないのかもしれません。


何事もネットの情報に振り回されず、ちゃんと自分で確認するべきと改めて思いました。


もちろん、上記のお話は自分の場合の一事例に過ぎませんので、融資の申し込みを検討されている方はそれぞれ申し込みを検討されている金融機関や信用保証協会にご確認ください。



ーこれから

せっかく作った計画書なので、これからも有効に使っていこうと思います。


理念やサービスなどは、記載内容を事務所案内に転用しました。WEBサイト作成にも基礎資料として使う予定です。


売上計画は売上目標として営業資料に転記しました。この数字としばらくはにらめっこです。


月次の損益計算書&キャッシュ・フロー計算書はそのまま予算にして、予算実績比較表になりました。




事業計画書のブログは今回で最後になります。


つまらないことで悩んだり、目にした情報で右往左往する頭の中の出来事ばかりだったかもしれません。そんな拙い文章を今まで読んでいただいてありがとうございました。


引き続き、開業準備のブログでは実際の事務所開設の準備を記録していきたいと思います。よろしくお願いします。

こんばんは。わこうです。



今週前半は少し体調が優れず、準備作業がスローダウンしてました。


水曜日に融資内定の連絡をもらってから急に元気に。まさにゲンキンな感じです。



ー書式作り

先週から手をつけ始めた書式の整備。まだ、終わってません。


週の前半にやってしまおうと予定していたのですが、体調がイマイチでなかなか進まず。


一旦作業を止めて来週にリスケしました。


なんとか契約書と見積書は早めに仕上げたいと思います。



ーe-learning

書式作りの代わりと言っては何ですが、横になりながらでもできるe-learningを少し。


インプットの時間を定期的に作る習慣付けになればとも思っています。


ただ、一方的に聞くだけの講義は眠気が…。これは体調不良だけが原因じゃないなぁ。


書籍も少し購入したので、時間を作って読み込みたいと思います。



ー社労士会実務修習講座

社労士会が主催する実務修習講座に参加してきました。


毎月開催で今回が今年度の1回目。テーマは年度更新と電子申請でした。


7月の臨時労働保険指導員に応募しているので、良い準備運動になりました。


振り返ってみれば、座学でちゃんと習ったのは初めてかもしれません。


やっぱり基本を確認するのは大事だと思うので、他の書籍も確認してしっかり復習しとこうと思います。



ー融資実行

本日、無事に融資が実行となりました。予想外のスピード実行でした。


水曜日に信用保証協会の担当者さんから電話連絡があり、融資の内定がでたとのこと。もっと時間がかかると思っていたので、予想外の展開でした。


最初に信金さんに相談に行ったのは2月下旬のことでしたが、融資の申し込みをしたのは3月25日でした。


信金内での審査を経て3月29日に信用保証協会さんへ正式に申し込み。翌週の4月3日に担当者さんと面談。そして4月10日に融資内定の連絡があり、4月12日に実行の運びとなりました。


申し込みから融資まで14営業日でした。


この辺りのもう少し詳細なお話は、別途まとめて書きたいと思います。書いておいて融資してもらえなかったらどうしよう、と思って書けてない部分もありましたので(笑)



ーーー

あとは行動あるのみです。


まずは、今まであれこれ悩んで考えていたことを、実際に行動に移して試してみようと思います。


そこからトライアンドエラーを繰り返して、少しずつ磨いていきたいと思います。

こんにちは。わこうです。


社労士会への開業登録と税務署への開業届が済んだところで、本格的に事務所作りが始まりました。



ーPCと事務所家具を発注

唯一と言っていい設備投資物件のPCを発注しました。


これが無いと始まらないのですが、融資に絡めるかどうかで遅れ遅れになっていました。


今はまだ営業資料作成が優先なのでMacでも問題ないですが、ようやく実務の準備ができそうです。



また、デスクと書庫も発注しました。


中古オフィス家具の店舗で相談をさせてもらって、幅広の平机と椅子、そして中古の両開き書庫をお願いすることにしました。


平机も中古で考えていたのですが、サイズ的にそのまま自宅に入れるのが難しいということが判明。搬入経路中の最小幅が67cm、机の高さと幅が70cmでアウト。新品であれば組み立て前の状態で搬入できるので、机だけ新しいものを選択しました。組み立ては自分でやります。サイズは同じでも比較的リーズナブルなタイプにしたので、中古との価格差もそれほど大きな差はありませんでした。


書庫については、もともとラテラル(引き出しみたいなの)を考えていたのですが、このタイプは重量があるらしく、和室の急造事務所ではあまりオススメしませんとのことでした。ちょうど、鍵付きの両開き書庫で比較的綺麗な中古品があったので、こちらに変更しました。


自宅開業だと、搬入や重量などいろいろ制約があるんだなと勉強になりました。



ー損害賠償責任保険と協同組合の加入手続

助成金はあまり取り扱わない予定ですが、それ以外にも起こりうる想定外のリスクに備えるために加入手続きをしました。


情報漏洩の特約も付けました。手続きや給与計算でのマイナンバーや個人情報の漏洩のリスクにも備えたいと思います。もちろん、漏洩リスクを低減させるための仕組みやサービスは利用する予定ですが、何事も絶対はあり得ませんので、その前提で準備をします。


また、特定社労士関連の研修や実務セミナーを受講したいと思って、協同組合にも加入しました。ついでに17条付記印などの事務用品も割引購入します。



ー信用保証協会の面談

地元自治体の制度融資を正式に申し込んで2営業日目、信用保証協会から面談を設定したい旨の連絡をいただきました。最短で明日どうですかということでしたので、すぐに面談の運びとなりました。


支店に行くのかと思いきや、こちらから伺いますのでとのこと。多分、自宅開業だから現況確認も兼ねてのことかと思います。信金も自宅外観の現況確認に行きますと言ってましたし。


まずは妻と掃除の算段。執務室として使用する部屋はまだ机も入れてないので、面談は無理。ということでリビングで迎え撃つことに。多少、ワンコの傷付けた壁紙などがありますが、まあ事業には関係ないし大丈夫かと。リビングを掃除して、念の為事務所部屋も片すことに。


準備する資料等は、実印と運転免許証のコピー、通帳、未提出だった開業届のコピー。どんなことを聞かれるのか、売上予測や資金繰りなどの想定問答をあれこれ考えながら待つことに。


面談は1時間弱。提出済みの計画書の記載内容の確認が多く、心配していたような指摘事項や予測の根拠を求めるような質問はありませんでした。もっと手厳しいかと思っていたので、少しホッとしました。だからと言って決裁されるかどうかは別問題だとは思いますが。


融資実行の方向性はおおよそ一週間ほどで連絡しますとのことでした。今回の融資について、やるべき事はやりましたので、あとは座して審査結果を待ちます。



ー先輩社労士の事務所訪問

同期登録の方と3人で先輩社労士の事務所訪問をさせていただくことになりました。事務所運営の実際を見せていただく、貴重な機会となりました。


業務の進め方についてだけでなく、クライアント探しの経験談やスタッフ雇用、事務所移転、使用システム、報酬体系、契約内容、支部活動など、本当に幅広い内容についてお話を伺うことができました。


その後は居酒屋に場所を移してもう少しぶっちゃけ的なお話も。なかなか聞く機会のないお話ばかりで本当に勉強になりました。ありがたいです。


所属している支部は比較的上下関係は緩やかで、ソフトな印象の方が多いそうです。たまに変な人もいるけどね〜、とは仰ってましたが(笑)


いつかは自分もこうして新しい人の不安を和らげたり相談に乗れるように、頑張って事務所運営をしたいと思います。



ーーー

今週は面談以外は概ね予定通りの行動でしたが、預金が凄い勢いで減っていくのは心臓に悪いですね(笑)。


少しでも早く、業務ができる環境作りと営業活動を進めたいと思います。

こんにちは。わこうです。


もう3月も終わりですね。早いもので自分が前の職場を辞めてから1年が経過します。いろんな思いが頭をよぎりますが、今はとにかく準備に集中して前を向いて行こうと思います。


そんな年度末の一週間は、いろいろ駆け込み的な一週間でした。


ー制度融資申込み

日本政策金融公庫の創業融資と地元自治体の制度融資で悩んでおりましたが、最終的に制度融資を利用することにしました。


金利や融資の内容ももちろん検討のポイントでしたが、やはり地元金融機関に繋がりができることで顧客の紹介を期待できる点が大きなメリットに感じられました。担当者もいろんな情報を持っているようでしたので、そこは利用できたらありがたいなと思います。


デメリットと思っていた融資実行まで時間がかかる点については、保証協会の組織変更なども含めて迅速化が図られるとのことでした。PCなどの設備投資を自己資金から賄うように変更したので、そこまで時間問題を気にしなくて良くなったというのもあります。


年度替り直前の申込みでしたが、現在は信用保証協会で審査中です。



ー事務用品の発注

先週リストアップした事務用品を発注。ゴム印など今後の出番が減りそうなものもありますが、必要最低限のものだけ注文しました。すぐには電子申請の準備もできないし、17条の付記印とかどうするかな…。


事務用品ではないけれど、和室を事務所として使うためにカーペットも注文。畳を傷めないために購入しました。3年で部屋を返還する約束なので、綺麗に使いたいと思います。



ー定型書式の準備

見積書、請求書、提案書、契約書などの雛形作り。以前勤めていたところで使っていた書式をベースに作成中です。早く請求書を使える日が来て欲しい(笑)。



ーインプット

4月も目前ということで、隙間時間に改正点の復習。新しい36協定のセミナーとか行っておいた方がいいのかな…。悩み中です。



ーーー

形式的には明日4月1日から開業登録となりますが、ご覧のようにすぐには営業開始というわけにはいきません。


もう少し準備と事前営業を続けて、元号が変わる頃までに本格的なスタートを切りたいと考えています。

こんにちは。わこうです。


前回に続き、今回も長いです。

この時点でもう年齢は40代に突入していますが、まだまだ変遷は続きます。


ー介護&保育事業の人事シェアード会社

少しだけ落ち着いてきて、正社員復帰を目指して転職した会社です。事業拡大途上かつ人事担当者が産休直前という状況でした。


引き継ぎも一ヶ月そこそこで時間切れ、そして毎月のように新しい施設が開業するスピード感。やばいなと思いつつ、楽しめそうな予感もしてました。

毎日のように終電近くまで残業してましたが、その中で業務改善の提案を社長に出してプロジェクト化してもらいました。人事労務を含めた管理部門の業務フロー再構築とシステムの入れ替えを並行して進めることになり、約1年半の時間をかけてなんとか完了を見ました。


プロジェクトを通じて様々な経験と学びを得ることができました。その過程で部署の人数も増え、M&Aでグループ会社も増え、兼務出向で他の部署仕事も増え、いつの間にか管理職にもなり、という感じで仕事の充実感もありました。


でも、同時にやり切った感を強く感じるようになりました。ここでの経験を他の困っている人たちのために役立てたい、という気持ちと、これからはみんながこの仕組みやシステムを育てていってね、という気持ち。そして、プロジェクトが終了して半年後に退職をしました。



ここでの学びはとても多くかつ濃いものでした。成長企業、業務改善、システム化、福祉の現場、どのキーワードも今の仕事の仕方に強い影響を与えたと思います。プロジェクトで助言をいただいたコンサルタントのファシリテーションや資料作成のノウハウも役立っています。


ここでの経験が独立に向けての素地になっているのは間違いないと思います。

この頃から社労士の勉強を始めましたが、試験を一度受けたきり仕事を優先して中断してしまいました。



ー給与ベンダー

派遣社員時代にも給与ベンダー勤務をしていました。あの頃は独立まで考えていませんでしたが、今回は将来的な独立を想定して外部サービスとしての給与社保手続きをやろうと思って転職しました。


みんなで仲良くというより、それぞれが黙々と仕事をこなすという環境でした。前もそんな感じだったので、この業界はそういうものなのでしょうかね。朝から晩まで社内の人と一言も喋らない日もありました。

良くも悪くもかなりの裁量をいただいたので、そんな環境でもクライアントときっちりやり取りしていればスムーズに仕事は進みました。担当していたクライアントのひとつは、契約上週2回の訪問と届出があったので、外出で気分転換もできました。渋谷のハローワークと年金事務所に行くついでに昼休憩を絡めて周辺のカフェ巡りをしたり、タワレコ寄ったりしてました。

ただ、この頃から家族の病状が悪化してきて、もう少し柔軟に働ける場所に移るか、フルタイムを一時的に止めるかを考え始めました。



ここで外部サービスとしてクライアントと仕事ができる感触がなんとなく持てたような気がします。実際、クライアントから他の関連会社の依頼をいただいたり、転職した元担当者からご指名で転職先の会社の仕事を依頼していただいたり、直接関わっていただいた方にはある程度自分の提供するサービスクオリティにご満足いただけていたのかなと思いました。


ただ、会社のバックボーンが無ければそもそも自分のスキルを買っていただくことも無いわけで、そこは独立までの高い高いハードルだなと感じていました。

ここに移ってから社労士の勉強を再開しました。



ー社労士法人

過去に2回社労士事務所に勤めましたが、どちらも短期間で辞めています。水が合わないのかな、とも思いましたが再度この業界に戻ることに。病気の家族の対応について理解をいただけたことも大きかったです。


当初から副代表と話をしたり仕事を一緒にすることが多かったのですが、代表の姿をあまり事務所で見ることがなく、なんとなく違和感を感じていました。セミナーで喋ったり、本を書いてるようでしたので、そういうものなのかな、と。とにかく、人の(ましてや代表者の)仕事を気にするより目の前の仕事をこなすことに集中するようにしていました。


事務所管理も任されていたので、各種運用ルールを整備したり、銀行へ行ったりとそれなりに忙しくしていました。


そのうち、代表が担当するクライアントさんから頻繁にクレームが入るようになりました。当初から連絡が取れないとか、相談したあれはどうなってるのかという問い合わせは時々あったので、タスク管理とかがあまりうまくない人なのかなとは思っていました。


あまりにクレームが多いので副代表が問い詰めたところ、クライアントの社保の新適などを半年以上放置し、数百万単位で社保料の未払いが発生していることが発覚。当然、従業員からも保険証が来ないと督促の嵐。しかも対処法がわからなくて放置してたと。他にも受けた助成金を放置していたり、就業規則を作っていなかったり…。

ここに入った時の歓迎会の場で「開業した時は資格取得届も書けなかった」と笑いながら言ったあの顔が走馬灯のように蘇りました。ああ、あの人は人前で喋るのは大好きだけど、実務が壊滅的な人なんだ…ようやく察しました。


後日、全スタッフを前に謝罪し、事務所を閉鎖することが発表されました。後でわかったことですが、この時すでに彼は自分の転職(某大手コンサル)が決まっていたそうで、事務所がまだ存続中でしかもスタッフの身の振り方が決まっていない状況で「次の会社の研修があるので事務所にはもう行けません」と連絡してきました。もうこの時点ではこれくらいのことでは驚かなくなっていました。ああ、そういう人だ、と。


なんとか全員の転職が決まり、クライアントも会計事務所に引き継がれることになりました。この時、無資格者であることを激しく後悔しました。


ちなみに、現在もこの社労士法人は形式上は存続しています。代表が参加している経営者クラブか何かで法人格があった方が具合が良いのだとか。お金ないから今月の報酬早めに欲しいとか言ってたのに、どうやって社労士会の法人会費払うのかな、とはうっすら思いましたがもうどうでもいい話ですね。



ー外資系給与ベンダー

急遽転職することになってたどり着いたのが外資系の給与ベンダー。前の社労士法人に転職した時に応募をしていた会社で、今も募集中ということでお世話になることに。


ちなみに英語はまったく喋れません。が、世の中には便利なものが増えているので、各種翻訳サービスを駆使してなんとか対応していました。一応、ここに行くことが決まってからオンライン英会話も始めました。実務で話す内容は案外限られているので、何度かやり取りをするうちに慣れてきました。

それより、ボス(日本語話せない)と昼飯時に話すとか、テクニカル(拠点は海外)にPCセッティングを問い合わせるとか、毎月数本こなさないといけない研修用ビデオと確認試験(日本語設定なし)とかの方がキツかったです。


それでも、少しずつ慣れてきた頃に、家族の病状が悪化する事態が発生しました。最初は仕事と看護を両立できないかいろいろ模索しましたが、どうしても不安定な勤務が予想されると仕事は難しかったです。会社としてはOKでも、現場(日本人)はいい顔しないという感じでした。実際、迷惑かけるのはこっちなので、仕方ないですね。



ここで感じたのは、当たり前だと思っていた日系企業の給与システムが複雑すぎるんじゃないかということ。外資系は良い意味でざっくりと金額やルールを決めていて、計算式とかの細かいことは気にしないし、そこは大した問題じゃないという認識。要はこの人の仕事やパフォーマンスがこの契約内容に値するかどうかということらしい。


日本の場合はどのルールや制度にどの職種や職務が当てはまるか見たいなところがフォーカスされていて、人より制度を見ている感じ。それでいて賃金制度は職能給が主流で人を評価するのだから余計難しくなるよなぁ、なんて思いました。まあ、個人の感想です。



結局、最後はこの状況を利用するしかないと判断しました。


仕事を辞めて家族のサポートに専念する。空いた時間は社労士の勉強に集中する。この状況を1年で脱する。

とにかく、パートとかの働き方を選択しても、中途半端なサポートで回復も遅れると思いました。自分は器用ではないので、そこは割り切りが必要でした。

結果、今の状況に至るのですが、結構危ない橋を渡り続けてきたなぁと思います。



こんな人生でも今のところなんとか生きてます。


参考にはなりませんし、寧ろ真似しない方がいいとさえ思います。ただ、こんな人もいるんだ程度にこの思い出話をご笑納いただければ、これまでの転職人生も無駄じゃなかったかなと思えそうです。



乱雑な長文にお付き合いいただき、ありがとうございましたm(_ _)m

こんにちは。わこうです。


今回は閑話休題。そして、すごく長いです。


事業計画を作成する中で職歴を記載する欄があります。転職回数が10回を超える自分には少なすぎる行数ではあります。やはり、こういうキャリア形成の仕方はまだまだ少数派というか傍流というか邪道なんでしょうかね。


それでも、良い機会だと思ったので振り返ってみることにしました。



ービルメンテナンス会社

新卒で入社した記念すべき1社目です。上場企業の子会社で、親会社のビル管理や施設警備、人材派遣その他の企業向けサービスを展開していました。


2年目から経理部で決算などの主計業務を担当していましたが、仕事をうまく回すために理不尽なローカルルールに縛られたりグループや社内政治の影響を受けたりと業務以外の事柄に腐心する日々でした。

このままではこの会社でしか通用しない人間になってしまうと思い退職しました。


ここでは経理の基礎から月次/中間/年次決算、商法計算書類、予実管理、、税務申告(消費税)、監査対応まで色々経験させてもらいました。あとは組織で物事が決まっていく仕組みや決裁のスピード感、子会社ならではの悩みとグループ企業ならではの充実した福利厚生、教育体制ですかね。


労務経験としては1年目に所属していた事業部の勤怠チェックと契約社員の採用面接を担当させてもらいました。労働組合が何をしてるかも少し垣間見えました。



ー税理士事務所

当時は経理関連の仕事を軸足にしていこうと考えていたので、ならば専門家の下で修行しようと思い税理士事務所へ。5年未満の実務経験と簿記2級だけで飛び込むのは結構無謀な決断だったと思いますが、若さゆえの暴走…いや挑戦だと思っていました。結果は暴走だったんですが。


当時の自分はスキル以上にまだプロ意識のようなものが不足していたのかなと思います。職責を全うする自信がどうしても持てずに短期間で退職することになりました。

そんな自分に先生は評価していた点やこれからのアドバイスまでして送り出してくれました。先生とは退職後も繋がりを持たせていただいています。


個人の確定申告や法人の記帳はたくさん経験させてもらいました。法人税申告書の作成補助や税務調査の立ち合いに同席もさせてもらいました。クライアントさんへの訪問の仕方も勉強になりました。あとは当然電子申告もない時代ですのであちこちの税務署に提出に行きました。提出は結構楽しかったですね。



ーITベンチャー企業

どうしてこの企業にたどり着いたのか記憶は定かではありませんが、心機一転で新しいことにチャレンジしようと意気込んでいたのは覚えています。出資していた会社のリソースを借りつつも、とにかく何もないところからのルール作りや営業活動の手伝いなどIPOを目指してなんでもやりました。


社長の帰社時間が午前1時過ぎで会議が午前2時、朝6時のバイク便でプレゼン資料を届けるために完徹で資料作りとか。今思えばだいぶヤバいですね。通常でも始業時間に出勤するのは自分だけで他のスタッフは好き勝手な感じでした。

ほぼ夜型のスタッフに引きずられた結果自分の勤務時間だけやたら長かったですし、もちろん残業手当なんてありませんでした。当時は労基法なんて気にしたこともなく、年俸制だからそうなのかなと勝手に思ってました。当然家族からは猛反発。そこで目が覚めました。


ここでは良くも悪くもベンチャー企業のスピード感、意思決定の速さを体感しました。IPOはもう少し携わってみたかったかな…でも結局できてないみたいだから、まあ…いっか。


現在も会社はありますが資本関係も経営者も変わっていて、普通のASP事業者になっているようです。



ー総合病院

前の会社の働き方で少し体調を崩したことや家族の要請もあって、近隣で落ち着いた仕事を探すことに。地元の医療法人で経理と労務を担当していました。


勤怠確認したり給与明細配りに行くたびにいろんな部局でいろんな話を聞いたりしました。とにかく少しの立ち話でも誰が最近元気がないとか、誰が不満を抱えているらしいとか、他にも些細なことも含めていろんな情報が入ってきたり、誰がその部局の要となっているかや誰を説得すれば話が通りやすいかなんてこともわかってきました。

ナースステーションに立ち寄った時には患者さんの声もたくさん伺いました。そうするとこちら側からは見えない病棟の雰囲気なんかもなんとなく感じることができました。


自分のデスクから見える世界だけではわからない、現場に足を運ぶことのメリットというか大切さみたいなことを感じました。次の会社にお声がけを頂いて退職することになりましたが、この頃からは明確に仕事感が変わってきていました。


自分がその職場に求められているか、何をすべきでどう役に立てるのか、結果として自分も得られるものがあるかを意識するようになりました。


ここで初めて本格的な労務を経験させてもらいました。いろんな職種の人々がいろんな雇用形態でいろんなシフトで働いている現場で研鑽を積ませてもらいました。経理も医療法人だからというか、ガバナンスなども含めていろんな意味で難しかったです。医師や看護師の人員配置基準とか医療監視への対応とか、医療法人に携わらなければ知る機会もなかったことも勉強になりました。



ー材木屋

経理だけじゃなく管理部門全体を見て欲しいということでお声がけをいただきました。


管理部門といっても受発注担当の若手社員1名とパートの事務員さんが3名だけ。経理や人事は専務さんが担当していたのでそれを引き受けつつ、見積もりや請求書の作成や納品書や支払いのチェック、給与計算、パートさんのマネジメント、営業さんへの回収関係のサポートやお客さんを怒らせちゃった社員の詫び状作成代行、ドライバーさんのサポートや人員不足時の近隣への配達まで、小さい会社なのでなんでもやります的な感じでした。


ここでは回収トラブルに巻き込まれて一時休職する事態となりました。現在の基準で判断すると一発で「強」判定の出来事。初めて自分がメンタル問題を抱え、心療内科に通うことになりました。仕事にはすぐ復帰しましたがこのあとしばらくは不安感がつきまといました。


このあと、社長が病に倒れ会社が事業を縮小することになりました。管理部門の仕事も激減してしまったため、ここでキャリアを継続することは難しい状況となり引き際と判断しました。


とにかく小さい会社で起こるあれこれをたくさん経験させてもらいました。組織とか役職ではなく、この全員の顔が見える小さいコミュニティーの中で自分がどう機能するかを考えて行動していました。先頭に立って進めるプロジェクトであったり、サポートに徹する作業であったり、マネジメントだけするタスクであったり、それぞれの目標達成に一番役立ちそうな立ち位置に身を置くように心がけていました。


現在も本社だった建物は昔のままありますが、違う会社が入っているようです。



ーそして、いろいろ

ここからしばらく根無し草のような転職が続きます。約4年半の間に7社を彷徨い、どこも1年未満で雇用形態も正社員だけでなく派遣社員も経験しました。


前職でのトラウマからなかなか抜け出せず、本当に精神的にも生活的にも厳しい時期でした。音響機器商社、給与ベンダー、社労士事務所(2箇所)、日用品卸売、産婦人科医院、学校法人…。まあ、やってることはほとんど同じなんですが、いろんなところへ行きました。


それでも、この時期の経験は今も役に立っていることが多くあります。派遣社員の経験は明確に自分の提供しているスキルに値段がついていることを確認することができました。


経理や人事労務といったコストセンターとしての評価ではなく、売り上げが立つ仕事なんだと思えたことが大きな衝撃でした。自分たちは売上やそれらを生むための原価や付加価値を生みだす存在ではなく、コストだと思い込んでいた節があったんだと思います。それ自体は今もそんなに間違っていないなと思っていて、それらに携わる人々があって我々がいる感覚は今も明確にあります。ただ、自分の仕事もそれらを支えることで見えない価値を生み出せる存在であると今は思えるようになりました。それと、専門職的な仕事で評価をしてもらえる方が向いているのかなとも思えました。


また、この間に社労士事務所や給与ベンダーを経験して仕事の軸足を経理から労務へ移すことになりました。


正直、最初はあまり評価されない仕事だと感じましたが、経理が会社という大きな財布一個の仕事をするのに対して、労務は多くの従業員の財布の仕事であるだけでなく、その先にはそれぞれの家族や人生があってそれらを支えることにつながると思えたのです。


また経理や人事はできる人やりたい人がたくさんいますが、労務はそれよりも少ないなあと思ったのもあります。


それでも、この頃は社労士になろうとは明確に思ってませんでした。とにかく目の前のことをこなすのに精一杯で、その先を見る余裕がなかったんだと思います。


これでもまだ終わりません。

後半に続きます。

こんにちは。わこうです。


一週間まるまるブログを書けずにいましたが、いろいろ詰めの作業が続いていました。


ーウェブサイト制作依頼続報

見積もりを依頼した数社とメールでやりとり。高校時代の友人が経営する広告代理店にも同様の条件で依頼しました。せっかくなのでと久しぶりに会いに行くことに。


FBでは繋がっていたけど、顔を合わせるのは四半世紀ぶり(笑)で、前半は昔話。そして会社の労務相談に。いろいろあるよねーなんて話をしながら、その場でウェブサイトの素案を作ってもらいました。


当日は依頼するかは判断せずに持ち帰り。その後も数日チャットでやりとりしながら、今後の営業相談や印刷物の依頼も含めてトータルでサポートしてもらえるということでお願いすることになりました。


高校時代はバンドのギターとベースだった2人がスーツ着て仕事の話をしてるのがなんだか不思議でおかしくて笑ってしまった。ホント人生って予想がつかない。



ー税理士さんと契約

自分たちで経理処理をしても良いのですが、しばらくは営業に集中したいので。見込顧客や仕事の紹介、情報収集などの意味合いも込みで依頼をすることに。


自分よりも若い税理士さんで、小規模事業所やスタートアップのクライアントさんが多いそうです。


付き合いのある社労士さんが遠方で、近隣の社労士のコネクションが欲しかったとのこと。期待せずに、でもかぶりつきで待ってるよ。



ー信用保証協会へ相談

あれ?先週まで公庫とか言ってなかった?という声が聞こえたり聞こえなかったり。まあ、そうなんですけどね。知り合いの方から情報を頂いて、信用保証協会に相談に行くことになりました。


その結果、制度融資の懸念事項と思われていた融資実行までの期間が思ってたより短めで済みそうな見通しとなりました。


また、今回は運転資金のみで、資産計上する設備資金は自己資金で賄う組み立てにしたので、融資実行前に早めに発注して準備ができそうです。設備資金といってもパソコンくらいですが。


そこで公庫用に準備していた書類を制度融資用に変更。基本的に同じ内容なのですぐに準備できました。数字だけ保証協会さんのアドバイスを受けて少し調整しました。


窓口の信金さんには連絡したので、来週早々に申し込みに行ってきます。



ー事務所用品の発注

当面必要と思われる事務用品や事務所家具をリストアップしました。


今までは事務所にあるものを当たり前に使ってましたが、改めて揃えるとなると結構いろいろ足りないものがでてくるものです。


塵も積もれば山となる。まあまあの出費です。自宅にあるものはそのまま転用するつもりでしたが、案外多くはなかったです。ないと困るものを優先して、それ以外は都度発注することにしました。何を準備したかはまた後日まとめます。



ーーー

スタートラインまであと少しです。そこからが本番ですが、ひとつひとつ目の前のことをきちんとクリアしていきたいと思います。

こんにちは。わこうです。


今週一週間を一言で表すと「焦燥感」ですかね。


あれこれ動いているつもりでも、何かが足りてなさそうな感覚。あれこれに調べたはずなのに、肝心なことが漏れている感覚。


きっと「焦燥感」ですね。



ー公庫へ相談

創業融資の相談で公庫の窓口へ。ほぼ最終確認的な感じで資料を揃えて行ってきました。


資産計上しない初期投資費用を設備投資資金に計上していたので、これを運転資金に計上しなおし。他はこのままで出せそうです。

1件だけ見積書が取れていないので、そこが確定次第申し込みをします。



ー業務支援サービスの比較検討

都心から中途半端に離れたこの場所でどうやって広範囲の仕事を受ける体制を作れるか。しかも当面はひとりで。この問題を解決するには他の人やサービスに助けてもらうことがひとつの答えかと。


自分で営業トーク的にアウトソーシングして本業に注力しましょうと言っておきながら、足元の事務所運営が自前で自転車操業状態では本末転倒ですし。オススメしたり参考にしてもらうには自分で体験するのが一番だと思います。経験に学ぶタイプです。


一部のサービスは営業さんにアポをとってお話を伺ったりしながら運用のイメージを確認させてもらいました。


ここ数週間いろんなサービスを試しましたが、とりあえず下記のラインナップでスタートしようと思います。結果的にメジャーどころばかりになりました。


kintone:タスク管理、事務所内でのポータル的位置付け


Chatwork:顧客とのファイル共有、連絡、ウェブ会議用


Box:セキュリティを意識するデータのファイル共有→連絡とウェブ会議はChatwork


Zoom:見込み顧客とのウェブ会議用



ーウェブサイト制作依頼

ウェブサイト制作会社数社に見積りを依頼。最近は結構安価に依頼できるところも多いんですね。調べ始めてから知りました。


うち1社は高校時代の同級生の会社に依頼。予算的にとても小さい案件で申し訳ないと思いましたが、スルーするのもこれはこれで申し訳ないと思い連絡。明日相談に行ってきます。


必要ないという方もいらっしゃると思いますが、既存のコネクションが無い自分にはウェブサイトも重要な窓口という認識です。来週中には決めたいと思います。



ーFAX開通(3/11)

個人的には過去の遺物の存在なんですが、この仕事をするには現役バリバリどころか欠かすことのできない存在であるFAX(笑)。あとドットインパクトプリンターとA3対応複合機も…。


話が逸れましたね。回線を新たに契約するのは面倒だったので、以前の事務所でも利用していたe-FaxというインターネットFAXを契約しました。送受信の枚数とデータサイズに制限はありますが、個人事務所のレベルではどちらも問題ないと判断しました。



ー種別変更届(3/13)

4月1日付けで勤務等から開業への種別変更届を提出しました。もう後には引けません。


年度の切り替えタイミングなので、丸々1年分の年会費と入会費差額を先に納めます。今のタイミングでは結構痛い出費でした。



ー銀行口座開設

事務所経費の支払いを束ねる口座を某ネット銀行に開設。現在使用している家計用の口座と兼用だと支払いがごちゃごちゃになるので切り離しました。


後日開設予定の信金の口座と合わせて事業用口座として使用します。ほぼ未使用のゆうちょ銀行も必要があれば使おうと思います。



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今週はいろんな方とお話をする機会があって、異口同音に言われたのは「考えすぎ」ということ。準備万端で乗り込んで、そこまで準備しなくても大丈夫ですよということが多かったです。


昔からの悪い癖かも。反省。



季節はもうすぐ春ですし、もっと軽やかにいきたいと思います。

こんにちは。わこうです。


少しブログ更新のペースが落ちていますが、その分現実世界でバタバタしてました。


ー各種イベントに参加(3/2、3/6、3/7)

支部の厚生行事、ビックサイトの展示会、勤務部会の懇親会、業務効率化セミナーに参加。とにかく動けるうちに動こうと思い、いろんなところに顔を出しました。


支部関係のイベントでは諸先輩方の駆け出しの頃のお話を伺ったりして、とても参考になりました。また、そういう場でよく顔を合わせる同期登録の先生と開業準備の情報交換をしたりもしてました。


業務効率化のセミナーは自分の考えている事務所運営の方法に割と近い感じでしたので、事例研究としてとても参考になりました。いくつかは試験的に導入したり実践したりしてみようと思います。


展示会は業界周辺の情報収集と自分の事務所運営のヒントを探しにという感じで参加しました。ついでに最新の無人店舗システムとか顔認証システムとか業務とは直接の関係はないけど話のネタになりそうなものもいくつか見てきました。

いやー、最新の情報技術は凄いですね。人の感情をリアルタイムで計測するシステムなんて、アニメ「PSYCHO-PASS」に出てくる近未来の色相判定(人間の心理傾向を常時スキャンして数値化し管理する仕組み)と一緒で、もう完全にSFの世界でした。


ー事務所案内の作成準備(3/3-3/5,3/8-)

簡単な事務所案内をパワーポイントで自作しました。まだまだ粗い出来ですし、イラストも図も未使用なのでこれからもっとブラッシュアップさせます。


特にサービスの説明は視覚に訴えた方が領域とか範囲のイメージがしやすいかなと思っています。今は手書きでラフ図を書いては消し書いては消しの最中です。


同時に、これを参考にウェブサイトの構成を考え始めました。サイト作成は外注する予定なので簡易な提案依頼書(REP)のようなものが準備できればと思っています。


ー各種資料の収集

その他設備投資や経費の比較検討資料と見積もりの整理を続けています。結構時間がかかってしまいましたが、やっと固まってきました。


社労士会にも種別変更の書類を依頼しました。差額が発生するので振込の準備もします。4月1日変更だと入会金差額と丸々1年分の年会費差額を前払いしなければいけないとのことでした。


ー事務所用電話設置(3/4)

この時期は決算セールや新生活応援的な時期ということで駅前の家電量販店も賑わってきましたので、自分も仕事用のスマホを探しにウロウロしてきました。


自宅開業の間は別の場所での作業や外出も多かろうと思い固定電話は引かない予定です。かと言って今のプライベート用とごっちゃになるのは個人的に嫌だったので、新規で格安スマホを契約しました。ちゃんと事務所を構えたら固定電話にしますので、それまでの代表電話です。


ちなみに店頭価格の5分の1以下ということでほぼ即決でした。Androidは久しぶりなのでちょっと慣れるまでに時間がかかりそうです。


最近は準備の時間を優先しすぎて勉強や読書も少しペースが落ちてきているので、来週は意識して時間を確保したいと思います。

こんにちは。わこうです。


今週は見直し見直しの一週間でした。それでも、頭の中だけでグルグルしてた訳じゃなくて、実践したからこれでも前進と前向きに思うことにします。当たって砕けて3歩進んで2歩下がる。


ー信金さんに相談(2/26)

先週相談した創業担当者さんから紹介を受けて地元支店にて個別相談。まずは支店担当者さんから、オススメらしい地元自治体連携の融資について説明を受けました。営業的なペースで一気に書類準備の仕方まで話が進んでしまいました。売上を早く上げるために早めに準備すべきですとのアドバイスでしたが、ご提案いただいた融資では実行に時間がかかる模様。うーむ、プランBもすぐ動けるように準備します…。


ー税理士さんに相談(2/27)

相談できる税理士さんを探そうと思い、近隣の先生お二人にお声がけさせていただきました。それぞれにお願いしてみようかなと思えるポイントはあったのですが、ウェブサイトの情報だけでは判断ができず、実際にお会いしてお話を伺うことにしました。相性や会話のリズムも大事ですし。申し訳ありませんがと前置きしたうえで、他にもお話を伺う予定である旨は最初に伝えておきました。


無料の相談ということでこちもあまり突っ込んだ話はしないようにしつつも、先生の人となりはどんな感じなのかなとか本棚が綺麗に整理されてるとか事務所の雰囲気もいろいろ見させていただきました。


ー事業計画の修正(2/26-)

まだ修正しています(汗)。信金さんに計画の説明をする中で、自分がかなり弱気な売上計画を作っていたことを指摘されました。見込み客もない状態で作る売上の数字に、無意識のプレッシャーを感じていたのかも知れません。実際、修正をするたびに売上計画は数字が下方修正となっていました。まだ何もやってないのに。


審査をする側から見れば、事業に自信がないように見えたり逃げ道を用意しているように見えるかも知れません。そう言われたわけではありませんが、自分で説明をしているうちに自分でもそう感じました。なんかやる前から言い訳してるみたい、と。


それより、この売上目標を達成するためにどう行動するかを考えて説明すべきだなと思ったので、とりあえず数字は当初作っていた目標に戻しました。


ー自己分析のやり直し(2/27-)

上記の通り、売上計画は元の状態に戻りました。とはいえ、集客の方法は簡単には見つからないので、まずは先週作り始めたプレゼン資料とウェブサイトの構成、そしてベースとなる提案書作りを進めることにしました。


説明された内容で具体的なイメージができる?なんかメリットがありそうと思える?この人に仕事を頼みたいと思える?話を聞いてみようと思う?と自分自身で思えるか。そして、どういう手段や媒体なら接触しやすい?してみようと思う?それは自分が想定している人たちが容易にできること?と考えてみる。


以前に少し自己分析的なことはしましたが、目的が明確でなかったのかちゃんと理解ができてなかったのかなと思います。今更のやり直しですが、やれば結果として各種資料のアウトプットも付いてくるので来週までには仕上げたいと思います。



週明けにあった支部研修会の帰り道、すでに開業されている同期登録の先生と少し立ち話をしました。やはり営業に苦労されているご様子。お互い頑張りましょうと別れましたが、自分ももっと動かなきゃと改めて気合を。さて、もう3月。何とか今月で準備期間を終えたいと思っています。

こんにちは。わこうです。


今週は確認と微調整の一週間でした。そして、いろんな方とお話ができた一週間でもありました。


ー勉強会&懇親会(2/16)

地元支部の同期登録社労士が集まった勉強会がありました。初回テーマは障害年金について。すでに多くの案件に携わっていらっしゃる方の講義は勉強になります。この分野は自分にとっては未踏の地なので、本当にありがたいです。


次回の勉強会でもなかなか興味深いテーマで開催されそうです。今後いろんな場面で人前で話をする機会があると思うので、練習だと思って皆さんも発表してみてくださいとのこと。確かに、いきなり知らない人の前で話すよりは緊張も少ないだろうし、流れや構成に対する反応も確認できるので良い機会だなと思いました。次の次くらいには手を挙げてみようかと思います。


懇親会ではそれぞれのバックボーンや現在進行形の苦労話など。皆さんいろいろな想いを抱えながら日々精進されてるんだなあと。そして、いろんな経緯を経て今同じ空間にいることの不思議さを感じてしまいました。


ー電子申請の研修会(2/20)

1号業務を取り扱うのに電子申請の経験ゼロということで情報収集も兼ねて参加してきました。事前準備のめんどくささは別として、実際の処理手順は思ってたより使えそうな印象です。さらにソフトを使えば簡単かついろいろ連携できますよということですね。コストや時間の節約以外にもメリットがありそうです。これをきっかけに使用を検討しているソフトはほぼ決まりました。


ー地元の信金に創業相談(2/19)

前のブログで書きましたが、初めて外部の人に面と向かって自分のビジネスプランを説明しました。その後に連絡した支店の担当者さんから、その支店には社労士のコネクションがないというお話があったので、淡い期待を持ちつつ来週訪問をする予定です。


また地元商工会を勧められたので、うまくお付き合いできれば良いご縁もあるのかなと思い検討中です。


ー事業計画の微調整(2/19-2/23)

創業相談の後、より実現性の高い計画にすべく微調整を続けています。売上計画はより具体的なクライアントとサービスを想定して料金表とセットで微調整をしました。


先日の電子申請の研修会で使用するソフトの組み合わせが見えてきたので、メーカーさんに改めて想定している使い方が当該ソフトで対応できるかと価格を問い合わせ。クライアント数やアカウント数が増えた場合のランニングコストの上昇分も含めて確認できました。

ソフトのスペックが決まったのでパソコンのスペックも固まりました。そのまま一気に周辺機器や必要最低限の事務機器、サービスのランニングフィーまで価格を確認して計画に反映しました。


ー税理士さん探し(2/19-2/21)

事業計画もそうですが、ネットワークを広げる意味も込めて税理士さんを探し始めました。セールストークで面倒なことは専門家に任せてねと言うからには自らも専門家にお任せすべきだと思ったのもあります。


以前お世話になった税理士さんから、地元でかつ近い年代であれば長く付き合える関係性も築けると言われたのを思い出し、その視点で探すことにしました。ネットで見つけた先生に連絡をとり、近日中に面会することになりました。

いろんな税理士さんのウェブサイトを眺めるついでに、自分がイメージが良いと感じたサイトをチェックして、どうしてそう思ったのかを考えてました。頼んでみようかな、相談してみようかな、信用できそうかなと思える士業のサイトの要素ってなんだろうと、自分が探す側で感じたポイントがわかれば自分のサイト作成に活かせるかなと思って見てました。


ー集客について検討(2/21-2/23)

ウェブサイトの作成を依頼する前にまずは自分自身でセールスポイントの整理。税理士さんを探す過程で考えたことや訴求の方向性など伝えたいこともいろいろまとめています。まとまれば簡単な紹介資料にもなるかなと思っています。


ついでに数少ない得意分野のプレゼン資料にも手をつけました。勉強会の下資料にもなりますし、セミナーができるくらいの資料を準備できれば、人にわかりやすく説明する勉強にもなるかと思っています。



やればやるほど、考えるべきことや決めるべきことがたくさん残っているなと感じます。それでも地道に判断をしていけば少しずつでも前に進めるかなと思うようにしています。