おはようございます。わこうです。
今日は事業計画についてです。開業することを決めて、最初に手をつけたのが事業計画を作ることでした。
そもそも事業計画を作る必要性についてはいろんな意見があると思いますが、少なくとも私には必要だと思いました。
紆余曲折を経て社労士になろうと決めた想い、今まで培ってきた経験やスキルの棚卸し、そしてどうやって人の役に立ちたいと思っているのか。どれも頭の中でふわっとしたもので、人に話せば気持ちだけが先走って空回りしそうなものばかりでした。これでは誰も話を聞いてくれない→クライアントさんも任せてくれない、という図式がすぐに浮かびました。
ですので、これらをきちんと言葉にして、論点を整理して、数字の根拠を持たせる作業が私には必要だと思ったのです。
ただ、闇雲に作るのも時間の無駄なので、事業計画作成のハウツー本を買って参考にしました。エクセルで作りたかったので、付録に事業計画書のテンプレートが付いているものを選びました。
本に書いてある内容をかなり雑にまとめると、考える項目はだいたい以下の通りです。
・事業の概要
・企業理念、ビジョン、構造分析
・外部環境と内部要因の分析
・事業領域、サービス内容の他社比較
・得意先、仕入先
・パートナー、支援者、人員計画
・売上計画、損益計算書、キャッシュ・フロー計算書
・資金調達方法
・リスク分析
・創業計画書(政策金融公庫の書式)
同じような内容で複数のシートがあったり、使ってない項目(生産計画や流通関係)もありますが、だいたいこんな内容を考えながら表を埋めていきます。タイトルだけではよくわからない項目もたくさんあります。
逆に、自分で足りないと思う項目については追加をしています。補足情報だったり、上記の項目を書くための基礎資料だったり。料金表がこれに当たります。
今まで何度も試行錯誤を繰り返していますし、今も現在進行中で悩んでいます。未来を描く作業ですし、正解の無い世界でもあります。でも、自分の事業をきちんと知っていただく設計書兼仕様書兼説明書だと思うので、ここで軸をしっかり固めたいと思っています。
次回は概要で考えた項目について、書きたいと思います。
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