開業準備室動静(8)

こんにちは。わこうです。


今まで書いてきた事業計画や創業計画書を携えて、地元の信金さんへ相談に行ってきました。この信金さんは創業支援の拠点を自前で持っていて、地元での起業に力を入れているようだったので相談してみることにしました。


調べてみると、いろんなところで創業支援してますが、普段から事業主さんとお付き合いがあって、いろんな相談ごとも見聞きしてるかなという理由もあって、信金さんに行くことにしました。


営業地域を近隣地域だけに限定する予定はないのですが、やはり足元というか軸足はしっかりとしておきたいかなと思っています。都心と違ってまだ開拓の余地はあるとも思っているので。特に、最初は営業も含めて実際に伺う機会も回数も多いだろうと考えれば、近隣の方がいろいろと有利なことが多いかなと思います。


担当者の方から大まかな説明と、事前にメールで伝えておいた質問の確認があり相談がスタート。


まずはこの地域の事業場の規模感や業種の特徴と社労士のニーズについて。規模等の統計資料は確認していましたが、実際に営業や訪問で感じている現場のニーズについてもお話いただきました。なぜ、ニーズがあっても社労士と繋がらないのか、いくつか仮説を立てて切り口やアイディアの話をしました。やはりまだ開拓の余地はありそうという感触はありました。


士業の営業方法については、地元の社労士さんや税理士さんの事例をいくつか教えていただきました。同じやり方や切り口の営業では後発の事務所には効果が薄いかもしれないと思いましたが、試してみてから評価検証すれば良いかなとも思います。一度感触がわかれば、そこから新しいヒントや少し視点をずらしたアイディアが出てくるかもしれません。失敗してもタダで転ばなければ良いんじゃないかなと。


それからサービスのラインナップや料金設定の考え方などについてもご意見をいただけました。こういった意見を聞く機会もないので、金融機関の一担当者の私見とはいえとても参考になりました。その後資金調達の話になり、いくつか説明を受けました。具体的には改めて担当支店で打ち合わせになるようです。


持参した計画書でもある程度は説明ができそうだという感触もありました。まあ、これからが本番で見る目が厳しくなるんだと思いますけど。実際、説得をしなければいけない部分はあると思っていて、そこをいかに納得してもらうかは事業計画とその説明次第だと思っています。今日の話でもその部分はしっかりとストーリーを説明する必要があるとアドバイスをいただきました。


マメに顧客を訪問するスタイルで実績のある信金さんという認識はあったのですが、思いの外多くの具体的な話が聞けてありがたかったです。次回の打ち合わせは来週の予定です。

日々是学日

転職を繰り返してきた元会社員が47歳で社労士に。事務所の開業に向けて日々思うことを綴ります。ときどき家族やミニチュアダックスとの日常も。

0コメント

  • 1000 / 1000