事業計画(11)キャッシュ・フロー計算書と資金調達

こんにちは。わこうです。


前回の損益計算書から今回のキャッシュ・フロー計算書をリンクして作成しました。


収入については月末締めの翌月末入金の入金サイトを想定しています。


口座振替を利用することも考えましたが、手数料や作業手間なども考慮して通常の銀行振込で対応しようと思います。 


経費の支払いサイトは個人事業主の間はほぼ現金主義的な即時支払いになりそうです。ただ、社労士事務所のビジネスモデルは事務用品やシステム使用料等、原価的なものが限定的なので影響は比較的軽微かなと思います。


よほど、会費や研修費用が一括前払いなので痛い感じはしますが、これは仕方がないと割り切ります。


これらの入出金のタイミングをキャッシュ・フロー計算書として落とし込みました。


その結果、開業2年目までは赤字でキャッシュが減り続けます。ホント、怖いくらいに減ります。2年目の途中からようやく単月黒字化してキャッシュも少しづつ回復してきます。


この一番キャッシュが少ない時期をマイナスにしないために資金がいくら必要かを算出します。


この資金については日本政策金融公庫の創業融資の金利を参考に借入金額と返済金額、支払利息をキャッシュ・フロー計算書に反映させます。実際には年利2.5%として6ヶ月据置の5年償還で仮計算しています。返済と支払利息で黒字化の時期も後ろにずれ込みますので、そこも考慮して調整します。


設備投資は作業環境整備のためのPC関連機器や通信機器などです。あ、WEBサイト構築料をどう考えるかはまだ未決でした。借り入れのほとんどは運転資金で、半分以上は生活費相当の人件費です。切り詰めてますが、住宅ローンや医療費は簡単に削れないのが辛いところです。


自己資金も多少は準備しています。しかし、自己資金だけでは単月黒字化の前に資金が尽きてしまうので、そこを乗り切る分はなんとか確保したいと思っています。


当然、開業当初は営業期間とはいえ仕事がない手待ち時間が発生することが想定されますので、そこは副業という名のアルバイトで食い繋ぐことも必要かと思っています。ただ、本末転倒にはしたくないので必要最低限にはしようと思っていますが。


数字については少し厳し目の設定をしています。売り上げは少なめ、経費は少し高めに設定してバッファを取るようにしています。 


そして、今までの事業計画の内容と売上計画、損益計算書、キャッシュ・フロー計算書を創業計画書としてまとめます。これはまだ未完成です。


今月の中旬に地元の信用金庫に相談のアポをとりました。そこで、今までの内容を踏まえて開業資金の相談をしてきます。それまでに創業計画書は完成させたいと思います。それと同時に、今までの内容と金額のエビデンスとなる資料を精査しようと思います。


あと一息で事業計画も完成です。そのあとは実践あるのみですね。

日々是学日

転職を繰り返してきた元会社員が47歳で社労士に。事務所の開業に向けて日々思うことを綴ります。ときどき家族やミニチュアダックスとの日常も。

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